
東京エレクトロン宮城株式会社 様
第25回 日経ニューオフィス賞受賞(2012)
「半導体製造装置で世界ナンバーワンになる」という思いを込めて、2011年10月に完成したのが、この本社工場オフィスです。世界戦略にとっての重要な開発・製造拠点であるこの広大な敷地は開発棟、生産棟、事務棟という3棟構成になっており、およそ1,600名が働いています。研究開発と生産を集約することでスピードと効率の向上をはかり、さらに市場競争力を高める狙いがあります。
中でも事務棟は、3層吹抜けの広大なアトリウム空間が特徴的であり、そこに配されたさまざまなコミュニケーションスペースが仕事の流れを円滑にしています。
このように、働きたくなる環境づくり、働きやすいオフィスづくりをすることによって、たくさんの「人」が集まり、そこに集まった「人の力」を結集することによって世界一を目指しています。
プロジェクトの詳細
所在地: 宮城県黒川郡大和町テクノヒルズ1
対象面積: 23,561㎡(事務棟)
オフィス対象人員: 約1,600名
インテリア竣工: 2011年 10月
デザイン担当: オカムラ・長内 浩樹(オフィスデザイン)、大成建設株式会社(建築・インテリアデザイン)
エントランスエリア
白で統一されたシンプルなエントランス。真っ赤なロビーチェアがアクセントになっています。
ゲストオープンミーティング
エントランスからの見た目も考慮したカラフルなカラーが特徴的なスペースです。
執務エリア1
コミュニケーションを重視したフラットタイプのワークステーションです。(生産系ワーカー用)
執務エリア2
コンセントレーション環境を重視したブースタイプのワークステーションです。(開発系ワーカー用)
プレゼンテーションルーム
約200名を収容できるシアタータイプのプレゼンテーションルーム。
アトリウム
100mに及ぶ3層吹抜けの大きなアトリウムは、天窓からの光が心地よいコミュニケーション空間です。
中階段 吹抜け
フロアの中央に位置する中階段の吹抜けは、バーチカルなコミュニケーションを促します。
カフェテリア
昼食時以外にも利用できるカフェテリアは、オン、オフどちらのコミュニケーションにも活用されています。