
海老名市は、市民が諸手続きの為に市庁舎内の各課を回らなくてもすむように、市庁舎1階の総合窓口化を目指してリニューアル工事を行いました。
様々な工夫によって、市民にとって「わかりやすく」「利用しやすい」空間を実現しています。
従来複数の窓口で行っていた手続きを「市民総合窓口」「福祉総合窓口」の2つのエリアに分け、利用者側の移動を最小限に抑えて手続きを行える様にしました。またローカウンターを増設し、各窓口にはわかりやすく色分けした誘導サインを設置しています。入口にはコンシェルジュ(案内係)を配置し、窓口案内・記載補助等支援しています。待合ロビーは拡大するだけでなく、受付番号発券機と大型モニターを整備し、待ち状況が一目で確認できる等、市民サービスの向上を図っています。
プロジェクトの詳細
所在地:神奈川県海老名市勝瀬175-1 海老名市役所
窓口対象面積:1,200㎡
窓口対象人員:80名
インテリア竣工:2012年5月
デザイン担当:岡村製作所・相羽 由美子(窓口デザイン)、
岡村製作所・横溝 義仁(サインデザイン)
エントランスエリア
イベントや災害時のフロア利用を考慮した、可動式のカウンターです
待合・窓口エリア
コンシェルジュがお客様をお待ちしています
窓口エリア
わかりやすい色別の窓口は、プライバシーにも配慮しています
窓口エリア
柱と天吊りサインの色をあわせています
待合・窓口エリア
気持ちの良い吹抜空間の明るい待合空間
待合・窓口エリア
優しい印象の曲線カウンター
待合・窓口エリア
大型モニターで待ち状況を一目で確認
待合・窓口エリア
手続き後のお渡し窓口はブルーのベンチでエリア分け
待合エリア
車椅子対応記載台や、キッズコーナー、授乳室等、利用者サービスも充実