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Case Number 180801
市役所

阿南市 様

阿南市 庁舎

第31回 日経ニューオフィス賞受賞(2018)
 阿南市は、四国東端に位置する徳島県南部地域の自然豊かな「まち」です。  阿南市様の旧庁舎は、昭和41年3月に建設され、平成7年に分庁舎を増築しましたが、40年以上経過した旧庁舎は、建物の老朽化や狭隘化が進み、行政サービス機能の低下、バリアフリー化への対応の必要性などが指摘され、特に大地震発生時の安全性や、防災拠点として果たすべき役割に大きな不安を抱えていたことから、平成21年3月現在地に新庁舎を建設することを決断されました。  庁舎の中央に三層吹き抜けのわかりやすい空間、古代ギリシアのアゴラのような【あなんフォーラム】を核とし、市民・行政・議会の協働の姿や、環境・人へのやさしさが「かたち」として現われたシンボル性を備え、永く市民に愛される庁舎を基本理念とする新たな市庁舎が整備されました。低層部の平面を最大化し、ワンフロアで見通しのよい空間を実現しています。  阿南の気候風土を理解し自然エネルギーを積極的に活かすとともに、LEDに代表される先端技術を融合した阿南市ならではのグリーン庁舎をつくられています。  多目的スペース、喫茶、市民協働スペースといった市民開放機能を庁舎の正面側に配置し、閉庁時の部分開放に配慮するとともに、夏祭りやイベント開催時には南側の市民広場との一体的利用が可能な構成としています。地元をアピールする形・素材を建物にあらわしています。

プロジェクトの詳細

所在地: 徳島県阿南市富岡町トノ町12番地3
オフィス対象面積: 20,704㎡
オフィス対象人員: 600名
インテリア竣工: 2017年 3月
デザイン担当:オカムラ・木下

事例写真

  • あなんフォーラム全景

    あなんフォーラム全景

    市民・行政・議会の協働の姿、環境・人への優しさを現わした三層の大空間。

  • 1F 窓口

    地元のスギ材を使用したカウンターとロビーチェア。

    1F 窓口
  • 1F 喫茶コーナー

    1F 喫茶コーナー

    市内の障がい者就労施設が、日替わりでパンの販売などを行う喫茶コーナー。

  • 2F 市民交流ロビー

    壁面のガラスケースと可動式のパネルで市のPRなどを行う展示コーナー。

    2F 市民交流ロビー
  • オープンオフィス

    オープンオフィス

    ローカウンターを中心に構成されたオープン空間の執務スペース。

  • 5F 執務スペース

    ローカウンターとハイカウンターを効果的に配置した機能的な執務空間。

    5F 執務スペース
  • 各階 執務スペース

    各階 執務スペース

    ベンチテーブルによる構成でフレキシブルな運用が可能となった執務空間。

  • 6F 打合せスペース

    リフレッシュを兼ねた眺望の素晴らしい打合せスペース。

    6F 打合せスペース
  • 3F 議会応接室

    3F 議会応接室

    正副議長室と議員控室の間に設けられた安楽椅子タイプの議会応接室。

デザイナー

木下 道生

 阿南市様は、徳島県南部の世界に冠するLEDの地場企業を有するまちとして、また、野球の裾野が広い特色を活かして「野球のまち推進課」を設け、「光」「野球」をキーワードにした特色あるまちづくりに取り組んでおられます。  平成24年11月に初めておじゃまし、コンサル期間が終了する平成29年5月まで、4年半にわたりまして、大変長い間お世話になりました。大阪から4時間近くかかる移動距離でしたが、職員様に暖かくむかえられ楽しく有意義な仕事をさせていただくことができました。  本物件は建物が素晴らしく、大空間のあなんフォーラムの木のぬくもりは、来庁者を暖かく迎え入れてくれると思います。これから、いろいろな自然災害が起こることも考えられますが、この【あなんフォーラム】で、暖かく近隣住民の方を迎え入れてくれることを期待しています。
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