用語集

GLOSSARY

働き方や制度、空間づくりに関する専門用語など、ワークプレイスにまつわる用語を解説しています。オフィスづくりの基礎知識やトレンドの習得にご活用ください。

は行

背面式レイアウト

ワーカーが背中合わせになるようにデスクを配置し、横方向に拡張するレイアウト。スペース効率が高く、ワーカー同士が背中合わせとなり一体感が生まれやすい。...

建築物で床や屋根などの荷重を柱に伝えるための棒状の構造部材。ビルディングでは各階ごとに水平に設けられ、梁の上に床(スラブ)が位置している。...

Boundary Spanning(バウンダリー・スパニング)

外部環境との橋渡しをする機能。製品イノベーションや新製品開発において、組織内の各部門が外部環境の関連領域と連携を持つこと。例えば、マーケティング担当は、顧客ニーズを収集する。開発担当は、最新技術を収集する。というようなこと。...

バックオフィス

顧客とのやり取りを行わない管理部門や事務部門のオフィスを言う。...

バリアフリー新法

高齢者や障害者などの自立した生活を確保するために、公共施設のバリアフリー化基準適合や、駅・重点整備地区のバリアフリー化の措置を定めている。平成18年施行。正式名称は、高齢者、障害者の移動等の円滑化の促進に関する法律。同年、旧ハートビル法は廃...

光環境

人工的な光放射のみならず、自然界に存在する光放射を含む「光放射が存在している環境」を指す(環境省)。オフィス空間の光環境では照度を明るさの目安にすることが多いが、必要な明るさを自然光だけでまかなうことは難しいため、照明装置・光源の選定が重要...

飛散防止フィルム

ガラスやミラーの割れ・飛び散りに対する安全対策として、ガラス面に貼り付ける透明フィルム。...

一人当たり座席数

在籍するワーカー数に対する執務室の席数の割合。...

一人当たり面積

空間の面積を利用人数で割った値のこと。一般に、一人当たりオフィス面積、一人当たり執務室面積などを面積利用の指標に用いる。...

避難計画

災害など緊急時に、利用者が安全に避難できるよう計画すること。建築物の避難階段・避難通路の確認、避難を考慮したレイアウト・建具、家具・機器類の転倒防止、ガラスの飛散防止など物理的な対策のほか、連絡網の整備、緊急避難場所の周知など運営面の対策も...

避難通路(動線)

災害など緊急時に、利用者が安全に避難できるよう設ける避難階段や避難通路などのこと。...

ビル管理法

ビルの衛生環境を向上し安全に管理するため、空気・水・衛生などの管理項目を定め衛生環境の確保を図ろうとする法律。正式名称は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律。昭和45年制定。...

ビルディングコア

建物内で、階段、エレベータ、PSなどのたて穴区画や水回りなど設備を集中して配置した部分を言う。...

ピンクノイズ

周波数の高さと強さが反比例しているノイズ。ざらざらした「ザー」という音。...

PS/EPS/DS

「PS」とは、給排水・ガス・電気などインフラの配管を通すスペースのこと。このうち、電気配管向けを「EPS」、空調の風道向けを「DS」と呼び分けている。...

Pタイル

プラスチックタイルのこと。建築内装工事で粘着施工される。...

ファイリングシステム

組織内の文書の整理・保管方法を、期限、場所、権限などを取り決めて制度化したもの。...

ファイルメーター(fm)

文書量の単位で、おおよそA4サイズの用紙を1m積上げた量を1fmと言う。横巾80cmのキャビネット1段に収納できる文書量は0.8fmとなる。 【更に詳しく...】 文書管理の目的やポイントについてはこちら⇒ オフィスの文書管理について オフ...

ファシリティマネジメント(FM)

経営理念にもとづく施設(ファシリティ)の構築・運営をさす。ユーザーの満足度追求や施設の価値向上が求められる。...

ファシリティマネジャー(FMer)

経営資源としての施設(ファシリティ)の維持・運営に携わる担当者のこと。...

ファニチュア計画

空間の特性やワーカーの使い勝手を考慮し、最適な家具を選定すること。...

ファブリック

一般に、生地や織物を言う。インテリア計画では、内装材料に使われる布地・張り地や仕上げ材を指すこともある。...

ファンコイルユニット

個別空調の一種で、室内の空気を取り込んでろ過し、温度・湿度を調整して室内に送風する小型の空調設備。...

フリーアクセスフロア方式

ビルの床下に電源線・情報線を敷設し、任意の場所から取り出しやすくした床の構造方式。「二重床」とも呼ばれ、建築構造の床に配線機能付きのパネルを敷き詰めて室内の床とする構造。...

フリーアドレス

ワーカーに固定席を作らず、自由な席で仕事を行えるようにする働き方。 かつては省スペースを目的に採用したが、近年はワーカーが自由に席を移動できる働き方になることで、コミュニケーションの活性化やペーパーレス化推進を目的の導入が増えている。 【更...

フリーアドレス制

オフィスでワーカーの席を固定せず、共有席で運営すること。かつては省スペースを目的に採用したが、近年はワーカーが個々の業務形態に合わせてデスクやブーステーブルを選んで業務を行うことも多い。...

ブロッキング

ゾーニングの一種で、各フロア内の部門や機能空間の配置を計画すること。フロアゾーニングとも言う。...

分散型オフィス

拠点にワーカーが集まって働く従来型のオフィス形態とは違い、様々に分散して働くオフィス形態を言う。代表的なものにSOHOやサテライトオフィスがある。...

ブース式レイアウト

パネルで囲われた席(ブース)で構成するレイアウト。スペース効率は低いが、集中作業やプライバシー保護に向く。...

プログラミング

経営戦略の場としてワークプレイスを最適化する活動。現状の解決すべき課題を抽出し、目指すべきワークスタイルを実現するためのワークプレイスを計画・設計する。...

プロジェクトマネジメント(PM)

一般に、一時的な戦略業務を運営するための組織横断的なプロジェクトの企画・運営をいう。オフィス構築では、オフィス移転・改装などのプロジェクトの企画・運営をいう。...

ベンチマーキング

自社の業務実態や制度・プロセス・評価等の指標について、より優れている他の企業(もしくは自社他部門)と比較すること。自社の課題解決のために用いる分析手法である。...

ペリカウンター

オフィスビルの室内で、窓下のペリメーターゾーンに施工される空調機器を内蔵した金属製のカウンターのこと。足下から吸い込み、上面から温風・冷風を吹き出す。鉛直面の一部はハッチになっている。...

ペリメーターゾーン

建築物の窓や外壁に面するゾーンを言う。一般に、ペリメーターゾーンは外気温の影響を受けて高温・低温になりやすく、ぺリカウンターで空調を施すことが多い。...

ホテリング

複数のワーカーが共同するワークステーションを使いたい時に予約し、同じ個室を同時に複数の人が使用しないシステム...

ホワイトノイズ

低音から高音までの広い周波数帯域で均一の強さを持つノイズ。空調のような「シャー」という音。...

防炎製品

本来燃えやすい繊維や内部構造に対し燃えにくくする工夫を加え、繊維製品が火源となる火災を予防し、着火しても燃え広がらない性能を備えた製品(群)。防炎製品認定委員会(公益財団法人日本防炎協会)による試験体の認定による。...

防水板

建築物や敷地内に設ける大雨や洪水などによる水害を軽減するための設備。建物の入り口、駐車場・階段の入り口、門扉・ガラス戸の外面などに設置する非常用の設備。...