オフィスデザイン - 執務エリア -
+Standing(座り時々立ち仕事)
こんな事でお悩みはありませんか?
- 仕事中は座っていてラクなはずなのに、身体が疲れる・・・
- 腰痛なので、座って仕事をし続けるのは辛い、負担がかかる・・・
- 座っている間にどんどん座り姿勢が悪くなっていく、同じ姿勢を保てない・・・
同じ姿勢を維持できるのは約30分!
千葉大学との共同研究で、どんなに好ましい姿勢でも同じ姿勢を維持できるのは約30分という結果が出ています。人間の集中力以上に、姿勢というのは集中力、仕事のパフォーマンスに大きな影響を及ぼす事が分ります。
また、長時間、同じ姿勢でいることは、身体にとても負担をかけています。
何故なら、人間は身体を動かすことで血液を循環させて疲労物質を排出していますが、同じ姿勢でいることはその行為を止めているからです。血行が悪くなり、筋肉の疲労や足のむくみが発生しやすくなります。
これらを解消するには、たまに休憩を入れたり、立ち仕事を取り入れて、定期的に姿勢を変えたり身体を動かすことがとても重要です。

腰痛の原因は椅子に座っていること・・・?腰への負担は約2倍に!
業務上疾病による4日以上の休業に占める腰痛の割合は6割、またその数は4,822件(2011年)にも及びます。
このような中、厚生労働省は「職場における腰痛予防対策指針」を19年振りに改訂(2013年6月)され、指針には、オフィスワーカーに多い"座り作業"も挙げられてました。(図1-1)
また、姿勢の違いによる腰への負担を調べた海外の研究によると、立ち姿勢を1とした時に座り姿勢による腰への負担は1.40~1.85倍とされ(図1-2)、オフィスワーカーの基本姿勢である座り姿勢は腰にとって負担の大きな姿勢といえます。
また、「職場における腰痛予防対策指針」の中では、「座り姿勢は立位姿勢に比べて、身体全体への負担は軽いが、腰椎にかかる力学的負荷は大きい」と指摘され腰部に負担のかかる作業を行わせる場合には「机・作業台の高さや角度、机・作業台と椅子との距離は調節できるように配慮する「適宜、立ち上がって腰を伸ばす等姿勢を変えること」と座り過ぎによる腰への負担を軽減する対策を求めています。
図1-1 職場における腰痛の発生が多い5つの作業
- 重量物取扱作業
- 立ち作業
- 座り作業
- 福祉・医療分野等における介護・看護作業
- 車両運転等の作業

図1-2 姿勢と腰の負担(椎間板内圧)の関係
※立位を1とした場合立位 | 座位 | 座位(前傾) |
---|---|---|
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(1.0) | 1.40倍 | 1.85倍 |
日本人は座り過ぎ・・?世界一長い日本人の座位時間
世界20カ国における平日の座っている時間を調べた研究によると20カ国平均で300分(5時間)となっています。驚くことに日本は平均を120分上回る420分(7時間)で、サウジアラビアと並び最も長く座っている民族となりました。
男女別に見ると、日本人女性は480分で単独一位、日本人男性は420分でサウジアラビアと並び1位タイとなってます。日本人の長時間労働スタイルが、座り時間を長くしている一因であることは容易に 想像できます。
オカムラからのご提案
いままで述べてきたように長時間労働や日本人の座り過ぎリスクは、実は仕事のパフォーマンス以上に健康リスクに影響があることが分かります。
そこでカムラが推奨する+Standingとは、「座り続けて疲れたら、立てばいい」 という新発想です。
デスクに働き方を合わせるのではなく、自分の働きやすいスタイルにデスクを合わせるというコンセプト。
具体的にはデスクの天板がボタンひとつで静かに素早く自動昇降し、立ったり座ったりするポジションの変更をストレスなく行うことができます。
自分の好みのポジション、姿勢で、仕事を行う事が可能になります。
オカムラでは、上下昇降デスク「スイフト」という製品で2015年1月より日本で初めて発売し多くの企業様にご採用頂き、大ヒットを継続しています。
WRIST HEIGHT
[手首ポジション]

広い視野で動きのある手作業に最適
ELBOW HEIGHT
[ひじ下ポジション]

立ち作業の基本となる高さ
ARMPIT HEIGHT
[わき下ポジション]

細かい物を見る作業に最適
立ったり座ったりすることで、身体への負担を軽減
- 研究
1-1 - 立ったり座ったりすることで、身体への負担を軽減
- 研究
1-2 - 立ったり座ったりを繰り返すと、足がむくみにくい
- 研究
1-3 - 立ったり座ったりすることで、眠気が抑えられる傾向に
- 研究
1-4 - 立ち仕事を加えることで、「腰の痛み」に対する自覚症状は軽減
座って仕事をしなければならないとは誰が決めたのでしょうか?
座りながら、時々、立って仕事をするという新発想。
ぜひ、お客様に自信を持っておススメしたい新たな働き方のご提案です!
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