Case Number 100101
官庁舎施設

在日フランス大使館 様

庁舎

 在日フランス大使館新庁舎の建設は、2008年の日仏交流150周年に当たり、日本におけるイメージの刷新、活動の活性化、戦略的パートナーとの関係強化をめざすフランスの象徴的な事業として行われました。部門の一部は近隣の賃貸ビルに分散していましたが、近代的で機能的な新庁舎に集約することで、日本のパートナーや在日フランスコミュニティに対して、より一層のサービス向上を実現しました。新庁舎の建設は、MiNTAKコンソーシアム(日仏の企業連合)との革新的なパートナーシップによるものです。これは、三井物産、野村不動産、竹中工務店、パリ空港公団建築事務所、久米設計で構成され、大使館の新庁舎を設計、建築、整備するほか、15年間のアフターメンテナンスを担います。フランス大使館の広大な敷地の中には、徳川幕府時代からのこる庭園があり、フランスは歴史遺産を極めて重視する立場から、庭園にダメージのないよう環境調和型の新庁舎を建設しました。

プロジェクトの詳細

所在地: 東京都港区南麻布4-11-44
対象面積: 4,500㎡(地上4階・地下1階)
オフィス対象人員: 180名
インテリア竣工: 2009年 11月
デザイン担当: オカムラ・村元麻紀(オフィスデザイン)、ピエール=ミシェル・デルプシュ、パリ空港公団建築事務所 ドミニック・シャヴァンヌ、竹中工務店(アーキテクチャー、インテリアデザイン)
(CASBEE 環境性能効率4.1、総合評価Sランク)