
高崎事業所はATMやプリンタの開発設計部門の拠点で1,800名程のエンジニアが働いています。今回の食堂リニューアルプロジェクト実現には経営側の、目に見える形で環境を変化させる事で、社員にも「変革」の意識を高めてもらうという強い意志がありました。
50年も変わらなかった食堂を変える!その為にお客様の方で社員の方々にアンケートを行い、具体的に改善点やイメージ等も共有しながら、今回採用されたコンセプトが「EARTH=地球・大地・自然」です。
古く歴史を感じる建物の良い所を生かしながら、地球の持つ雄大でエネルギッシュな自然のエレメントを随所に盛り込んでいます。
オフィスとは異なるスケール感とデザイン、そして何よりも社員の方々が意見を出し合い、参加し合いながら作り上げた食堂は、単に食事をする場からコミュニケーションを深める場として生まれ変わりました。
プロジェクトの詳細
所在地: 群馬県高崎市双葉町3-1
対象面積: 1,280㎡(食堂)
オフィス対象人員: 600席(食堂利用人員 1,800名)
インテリア竣工: 2011年 9月
デザイン担当: オカムラ・金 幸博(インテリアデザイン)
オリジナルロゴ
Okiteria TKASAKI ネーミングは社員から募集。
1F中央席
柱を生かした円形状のテーブル席を計画
1Fカフェ
北側で採光が取れないエリアはポップで明るいデザイン
1Fカウンター席
サッと食べれるカウンター席。グラフィックも大胆に。
2Fランチスペース
光と緑溢れる窓側席にはファミレステーブルも計画
2F中央ウッドゲート
動線の流れを促す、配膳カウンターに伸びるウッドゲート
配膳カウンター
壁面には食欲を刺激するグラフィックを展開
2F会議スペース
スライディングで仕切っての会議や懇親会も可能
2Fビッグテーブル
無垢の天板を使ったやさしい風合いのビッグテーブル
2Fまったりカフェ
地層や木目など自然をテーマにしたグラフィック